2017年09月15日

適切なTNRは野良猫・ノネコを減らす。

適切なTNRは野良猫・ノネコを減らす。


TNRTrap Neuter Return)は、野良猫・ノネコの数を減らすことが出来るだろうか?

最新の論文や実例報告をもとに解明する。


このテーマは以前にも取り上げたが、さらに深堀してゆきたいと思う。

http://dokusyokansou-iken.seesaa.net/article/440831958.html?1505357804

私は、ネコ問題は、野生動物保護、環境保全、動物愛護、社会福祉、社会環境、教育など、様々な視点立場が交錯する非常に重要な問題と考えている。猫は愛の対象であると同時に、憎しみの対象にもなる。猫問では、人間のエゴがむき出しになり、感情的な衝突を引き起こし、人の極端な性質が浮き彫りになるのである。

元を正せば、猫問題だけでなく、全ての環境破壊、野生動物の絶滅の原因は、唯一人間の活動に起因する。この人間の引き起こしたことの顛末を、人間がどのようにして納めて行くのか、これがこの問題に限らず全ての物事に通ずる本質である。


先ずは理論的にシュミレーションを実施した論文を紹介する。


<適切なTNRにおける必須要件>

Ecological Modelling 337 (2016) 123–136

A spatial agent-based model of feral cats and analysis of populationand nuisance controls

Timothy Ireland, Rachael Miller

NeilanDepartment of Mathematics and Computer Science, Duquesne University, Pittsburgh, PA, United Statesa


スライド1.JPG


図が示すことは、初期処置率を高くする必要性である。


理論的には、猫の繁殖期である春をまたがず、75%以上の初期処置率を達成することが理想的である。



次に、再掲載であるが、以下の論文を紹介する。

Conserv Biol. 2013 Feb;27(1):64-73.

“Costs and benefits of trap-neuter-release and euthanasia for removal of urban cats in Oahu, Hawaii.”

Lohr CA1, Cox LJ, Lepczyk CA.

Department of Natural Resources and Environmental Management, University of Hawaii at Mānoa, 1910 East-West Road Sherman Laboratory, Honolulu, HI 96822, USA.


この論文も人口シュミレーションの手法を用いて、TE(殺処分)とTNRの有効性を比較検証した論文である。

今回は、この論文のグラフを分かり易くするために、2つに分かれていたグラフの縦軸を合わせて、重ね表示を行った。また、遺棄率の異なるグラフを消去し、毎年の遺棄率10%のグラフだけを簡単に比較できるようにした。

スライド2.JPG


図を見て頂きたい。TNRは初回の1回実施したのみである。猫の数は、その寿命に従って徐々に減少している。しかし、殺処分(TE)では、一旦減少した猫の数は、急回復し、しかも当初の数を上回る増加を示す。これは、殺処分によって生存競争が低下する(餌の獲得や縄張りの確保が容易になる結果、生殖が容易になる)ことが原因である。5年毎に殺処分を繰り返し実施している様子がノコギリ状のグラフとなって示されている。


上記のケースで、これらの異なる方法を実施した場合、それぞれ犠牲になる猫の数は、

TNRでは、ゼロであるのに対して、

殺処分(TE)では、合計15万7500頭に上り、さらに未来永劫続くこととなる。


<TNRと地域猫を混同してはいけない>

TNR活動の失敗として地域猫政策の失敗を指摘している論説を良く見る。例えば、横浜市磯子区の地域猫政策の失敗をTNRの失敗として一括する論説は多い。地域猫活動には、予算確保、地域の総意、人員の確保、優れたリーダーシップ、継続性など、現代社会において実現が非常に困難な要件を満たさなければ満足に実現できない。地域猫活動にTNRは含まれるが、失敗した地域猫活動では、ここに紹介するような適切なTNRは実施されてこなかった。つまり失敗事案には、短期間で野良猫全頭の75%以上のTNRを実施した地域猫活動報告事例は、含まれていないのである。

理論的に失敗することは明白なTNRを含む地域猫活動が、TNRの可能性そのものを否定する材料とされているのが現状である。


<殺処分が有利であるとするシミユレーションの分析>

数あるシミュレーションの中には、殺処分が有利であると結論したものも存在する。シミュレーションと言っても手法、設定やパラメーターの違いによって結果は異なってくる。

殺処分を有利とした論文の中で最も代表的な論文は以下である。


J Am Vet Med Assoc. 2004 Dec 15;225(12):1871-6.

Use of matrix population models to estimate the efficacy of euthanasia versus trap-neuter-return for management of free-roaming cats.

Andersen MC1, Martin BJ, Roemer GW.

Department of Fishery and Wildlife Sciences, New Mexico State University, Las Cruces, NM 88003-0003, USA.


この論文は、生後1年未満の幼獣(繁殖力なし)と生後1年以上の成獣(繁殖力あり)に分けて、繁殖力と、生存率のパラメーターをそれぞれに設定し、猫の個体数の増加率λを計算したものである。λ=1の時、群の頭数は不変。λ<1の場合減少、λ>1の場合増加ということとなる。もちろん、殺処分もTNRも実施しなければ、群の頭数は増加する(表のBaseline)。

 プレゼンテーション1.jpg

この論文の結論は、

50%以上の殺処分を行えば、λは1未満となり、頭数は減少する。

一方、TNRでは75%以上の実施率で、λは1となり、頭数は平衡に達する。

即ち、頭数を減らす効果は、殺処分の方が高いというのである。


感覚的に半分の猫を殺処分するだけで、全体の猫が減少し続けるということは信じ難い。このシミュレーションは、初期の猫の数によらずにこの計算は成り立つというのだが。。。少し考えれば気付くが、このシミュレーション結果は内部で矛盾している。初期頭数の数に拠らないのであるから、殺処分を免れた半分の猫は、新たなBaselineとなり、何事も無かったかのように再び増加するはずである。なぜかシミュレーションでは減少し続ける結果が出ている。

これには“からくり”が存在する。


本文には、このシミュレーションの要となる方法論の前提を定義した以下の文がある。

“TNR programs affect reproduction and euthanasia programs affect survival”2ページ5行目。

一見すると納得してしまいそうだが、この設定が間違っているのである。「TNRは繁殖率に影響する。」これは正しい(一度TNRされれば、子孫は残せないから)。しかし、「安楽死(殺処分)は、生存率に影響する」は間違っている。生存率とは、猫がどれだけ生存する可能性があるかの百分率であり、群の母数に対して毎年乗ずる(掛け算する)値だからである。つまり、上記のシミュレーションが成り立つためには、毎年、全ての猫の数の半分を殺処分し続けることが必要なのである。一度だけ半分に減らした猫が増加もせず減少し続けるという奇妙なシミュレーション結果が出ているのは、この最初の設定が間違っているからである。


以上から、この論文が導き出した結論、「殺処分の方が効果的に猫の数を減らすことが出来る」は間違っている。毎年殺処分を実施し続けることと、一度TNRをすることを比べて、何故前者が効率的だと言えるのか。毎年殺処分される猫の数を累積すれば、どの根拠をもって効果的だと言えるのだろうか。経済的な意味ですら、非効率であることが良く分かる。




殺処分による逆効果

殺処分による逆効果、つまり猫の過剰な増加を、実際のフィールドワークから示した論文が存在する。


Wildlife Research Feb 2015 : Vol. 41, Issue 5, pg(s) 407- 420

“Effects of low-level culling of feral cats in open populations: a case study from the forests of southern Tasmania”

Billie T. Lazenby, Nicholas J. Mooney, and Christopher R. Dickman


この論文は、タスマニアにおいて低い実施率で殺処分を実施した場合における、ノネコの個体数を遠隔カメラを用いて計測した報告である。この研究の結果、殺処分を行うことによって、逆に75%〜211%ノネコの数が増加したのである。この(著者らにとっても意外な)結果について、彼らは、猫コロニーの高序列に位置する猫が除去されることによって、若い低序列のオス猫達による過剰な生殖活動が為されたと分析している(猫の群では、高い序列に位置するオス猫が優先して発情したメス猫と交尾できる)。


以上から、適切なTNRが、猫の数を減らすことができる唯一の方法であると言える。


この考え方は、ニューヨークの組織Neighborhood Catsが監修した”TNR Hand book”にも明確に記載されている。”No other technique (than TNR) has been shown to have a realistic chance of long-term success.”  Page 5 ()内はブログ筆者が付記。

和訳「TNR以外のいかなる方法も、実際に猫の数を長期的に減少させることは出来ないことが証明されている。


<TNRの成功事例>

次に、実際に論文にて報告されたTNRの成功事例を紹介する。


Zoonotic diseases, Thesis, 2005, pp. 69-110,

http://www.carnivoreconservation.org/files/thesis/

“Evaluation of a trap-neuter-return management program for feral cat colonies: population dynamics, home ranges, and potentially”

Nutter FB


アメリカ、ノースカロライナ州における、9つの野良猫のコロニーに対して、90%以上の処置率でTNRを実施した。3つのコロニーを無処置のコントロール(対照群)とした。

全ての12コロニーには、毎日、餌と水を与え、シェルターを与え、ワクチン投与などの医学的処置を実施した。


2年後、6つのTNRコロニーにおいて、32%の猫の減少が観察された。

これに対して、

対照となった3コロニーの内2コロニーでは、34%の猫の増加が観察された。


7年後、上記6つのTNRコロニーにおいて、66%の猫の減少が観察された。


Preventative Veterinary Medicine, doi:10.1016/j.prevetmed.2006.06.005

Management of feral domestic cats in the urban environment of Rome (Italy),

Natoli, E. et al.


イタリア・ローマにおけるTNRプロジェクトの結果を報告した論文である。初期処置率は66%であった。103のコロニーを追跡調査したところ、2年後に22%の猫が減少した。


Journal of the American Veterinary Medical Association, 220, 1627-1633.

Characteristics of free-roaming cats and their caretakers,

Centonze, L., Levy, J.K.


フロリダ北中部における134コロニーを対象にしたTNRプロジェクトの結果を報告した論文である。初期処置率は70%であった。18カ月後に26%の猫の減少が確認された。


Submitted for publication – contact J. Rand: jacquie@petwelfare.org.au

Trap-neuter-return activities in urban stray cat colonies in Australia

Tan, K., Rand, J., Morton, M.


オーストラリアの都市部において53人が協力して実施したTNRの結果を示した論文である。処置率は69%であった。コロニー内の猫の数は、2.2年で43%の猫が減少した。


以下、国内の実施例を紹介する。


徳之島において、公益財団法人どうぶつ基金が2014年〜2016年に実施した、

「徳之島ごとさくらねこTNRプロジェクト」の規模が最も大きい。

https://www.doubutukikin.or.jp/4223

このケースでは、1年余りの期間で、合計2136頭の猫H26.11.15-H28.1.27 516頭   飼い主不明猫1620頭)が避妊去勢手術を施された。徳之島に存在する野良猫と飼い猫の総数は推定3000頭であることから、このプロジェクトの初期処置率は、71%であった。

http://dokusyokansou-iken.seesaa.net/article/441380242.html?1505357808

さらに、徳之島では、自治体が交付金を使って2016年に941頭(H28.4.1-H29.3.31 飼い猫 73頭 飼い主不明猫 868頭)のTNRを実施した。また、環境省がクロウサギ生息域の猫108頭   (H28.3.31まで)が捕獲措置を行った。


よって、2016(H28)年度末には、3180頭の猫が避妊去勢処置を受けており、当初飼い猫、野良猫、ノネコの推定総生息数を上回る頭数に至っている。徳之島では、全ての猫が避妊去勢を受けた状態であると考えられる。さらに徳之島では、2017年度にもTNR事業が行われており、徹底的で継続的なTNR活動が実施されている。



このプロジェクトは適切なTNRの基準に合致しており、先ほど紹介したシュミレーションに当てはめると、2020年には、徳之島の猫は、当初の3分の1である1000頭にまで減少することが見込まれる。まさしく、世界に誇れるTNRの成功事例となるだろう。


最新の徳之島の状況報告がどうぶつ基金から公開されていますので、以下にリンクします。

http://blog.livedoor.jp/sakuramimimi/archives/cat_1303466.html





また、香川県、志々島において公益財団法人どうぶつ基金が実施した

志々島ごとさくらねこTNRプロジェクト

https://www.doubutukikin.or.jp/wp-content/uploads/2017/02/6820789f153d2fa515d55bbdbced8a23.pdf

では、確認された野良猫の全て、68頭に対してTNRが実施された。この成果は言うまでも無く、数年後における猫の半減となって現れるであろう。


さらには、

鹿児島県鹿児島郡三島 竹島において公益財団法人どうぶつ基金が実施した

さくらねこ一斉TNRプロジェクトでも、

飼い猫ノラ猫の全頭(100頭)が無料で不妊手術を実施された。

http://doubutukikin2010.blog58.fc2.com/blog-entry-615.html


島嶼地域では、外部からの猫の流入が無く、実施したTNRの効果を検証するには最適な環境である。今後数年で、明確な猫の減少が報告されれば、TNRの実効性が身近な例として次々と実証されてゆくこととなる。




2017年9月20日追記

南海日日新聞の記事を抜粋する。

野生化ネコ管理へ計画作り/世界自然遺産奄美作業部会


世界自然遺産登録を視野にノネコの管理計画を策定する方針が示された科学委奄美作業部会=19日、奄美市笠利町


世界自然遺産候補地の奄美大島で、野生化した猫(ノネコ)が国の特別天然記念物・アマミノクロウサギなどの在来生物を襲って生態系を脅かしている問題で、国、県、島内5市町村は19日、同島のノネコに関する管理計画を近く策定する方針を明らかにした。山中で捕獲したノネコを一時収容し、新しい飼い主を探す取り組みを進めた上で、引き取り手が見つからない場合は「安楽死」とする処分も含めて検討を進める。遺産登録の可否を勧告する国際自然保護連合(IUCN)の現地視察が来月に迫る中、関係機関が連携して登録への喫緊の課題とされるノネコ対策を加速させる構えだ。


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奄美新聞を抜粋する


ノネコ管理計画作成へ

奄美WG 殺処分、安楽死含め検討

 環境省と林野庁、鹿児島県は19日、奄美市笠利町土盛のホテルコーラルパームスで2017年度奄美大島、徳之島、沖縄北部および西表島世界自然遺産候補地科学委員会の「第1回奄美ワーキンググループ」を開いた。環境省や林野庁、行政機関など約50人が出席し、世界自然遺産登録に向けた遺産候補地の管理などについて協議した。奄美大島でノネコ管理計画やモニタリング計画の作成を行うことが明らかになった。

 開会で環境省那覇自然環境事務所の西村学所長と、林野庁九州森林管理局の林視部長があいさつ。協議の議事を委員の鹿児島大学・米田健名誉教授が座長を努めて進行した。

 地域別の行動計画について、県自然保護課奄美世界自然遺産登録推進室の大西千代子室長が奄美大島と徳之島の行動計画を報告。米田座長の指名で山田文雄委員から、ノネコ問題と対策を説明。山田委員は、「奄美大島の山中には、千匹以上のノネコがいる。その捕獲排除から譲渡が現実的なのか」と疑問を投げかけた。

 これに対し環境省と県、奄美大島5市町村は連携して、「ノネコ管理計画」を作成して方針を検討することを発表。計画ではやむをえない場合に限り、捕獲されたノネコの殺処分、安楽死を含めた対応を取ることなどが検討されるという。

 管理計画の作成について、西村所長は「計画はIUCNの調査に関わらず、早い時期に決定したい」との見解を示した。委員の琉球大学・土屋誠名誉教授は、ノネコ問題の取り組みを評価し「IUCNの視察委員にぜひ伝えてもらいたい」と意見した。

 奄美大島および徳之島の世界自然遺産推薦地の管理について環境省は、▽希少野生動植物の密漁・盗採防止▽希少種保護対策としての外来種対策の強化▽緩衝地帯や周辺地域における産業との調和▽適正利用とエコツーリズム▽普及啓発活動の実施▽適切なモニタリング計画の実施・情報の活用―を重点項目として提示。出席者からは、森林施業における生物多様性への配慮や遺産のオーバーユース(利用過多)問題などについて質疑が行われた。

 小休止後にモニタリング計画について、具体的に請負業者から作成方針を解説。次回の奄美ワーキンググループは、IUCNの調査を経て来年の3月ごろに開催されるという。


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上記の記事が示す通り、奄美群島では、世界自然遺産登録という人間の身勝手な都合に合わせて、ノネコの殺処分を推し進めようとしている。主に奄美大島の関係者は、徳之島におけるTNRの成功事例を良く認識している。しかし、奄美大島の市町村は、数百匹という小規模のTNRを実施しただけで、TNRの可能性を否定している。どうぶつ基金が徳之島で実施した大規模なTNRは、当然奄美大島でも実施できる。この可能性は、島内の利権者による行政への圧力により意図的に無視されてきたのではないだろうか。


上記の奄美新聞の記事では、上記委員会がデキレースであること、国や県、市町村の利益代表者だけで殺処分ありきの議事が進行し、議論の余地さえなく政策の策定が進められてゆく様が描かれている。

このような住民不在の議論で、事を決めてしまうこと自体が民主主義に反する。


全国的な世論は、殺処分に反対し、廃止に向けた取り組みを後押ししている。既に幾つかの自治体では活動が具体化し、成果を上げて社会的賞賛を得ている状況がある。この世論に逆行するような政策を実施すれば、奄美ブランドの毀損にも繋がるだろう。これこそ本末転倒の自爆行為である。その本当の犠牲者は、シマッチュであり、殺される猫である。しかし、野良猫に対する問題をただ行政任せにし先送りしてきたシマッチュ自身にも責任の一端はある。


今こそ立ち上がれシマッチュ!

みずからの意志で、島のイメージを守ってほしい。


奄美の方針は、ノラ猫との共存共栄を達成した天売島と対照的である。奄美大島のシマッチュや行政関係者は、以下の情報を参考にし、奄美が大きな分岐点に立っていることを自認すべきである。


2019年9月24日 Change.orgにおいて本件の署名活動が開始されているので、リンクをする。


<TNR失敗の地として有名な天売島の今>

天売島の活動の特徴は、TNRを変法し、人に馴らせることで、譲渡を可能にした点である。しかも、この活動には、島内外の愛護団体の他、環境省の職員も一緒になり活動している点が素晴らしい。


人への馴化には非常に長い時間と努力が必要な場合が殆どである。天売島では、ボランティアによる住民参加を呼びかけ、この問題に対応している。

https://hokkaido.env.go.jp/%E9%A0%90%E3%81%8B%E3%82%8A%E3%83%9C%E3%83%A9%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%95.pdf


https://www.facebook.com/teuri.neko/


鳥のために猫を排除するというだけでは、人の心は天売を離れてしまうだろう。

しかし、天売島では、鳥の展示施設である北海道海鳥センターにも猫を受け入れ、マスコットとすることで、逆に天売島に訪れる人びとが多様化し、観光面でもプラス効果を得ているという。

http://www.seabird-center.jp/

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー海鳥センターのスタッフ筆頭は、猫のテン!

staff-ten.jpg

2013年、天売島から渡ってきた天売猫。PRネコとして活動しているが、いつも寝てばかり。人の膝の上と、撫で撫でが大好き。

「ぶにゃー」、「ふんがー」と鳴く。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


手段はまだある。

どうぶつ基金による大規模TNRもしかり、上記のような「あまみ猫」の取組もしかりである。











posted by Hattori F at 17:42| Comment(8) | 理想の社会を考える | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
科学的でわかりやすい説明をありがとうございます。是非、どうぶつ基金のHPで紹介させてください。
Posted by どうぶつ基金 at 2017年09月25日 08:23

>どうぶつ基金さん

御評価頂き、ありがとうございます。
英語サイトも新規ページとしてアップしましたので、こちらもご参照下さい。リンクも自由です。
Posted by Hattori F at 2017年09月25日 16:01
以前、別のTNRの記事でコメントさせて貰った者だが、この記事書いてる奴、壊滅的にバカなんだな。

お前やNPOどうぶつ(虐殺)基金みたいなバカ愛誤が居なくなるで多くの猫の命が救われるよ。

お前らみたいなバカのせいで無駄に多くの猫が死んでいると思うと怒りが湧いてくる。
Posted by at 2017年11月16日 01:32
すばらしい科学的なデータをありがとうございます。

また、森林総合研究の山田文雄研究員が代表を務める外来ネコ対策研究所の活動費を国が負担するのはおかしいと思いますので、その点は環境省、外来ネコ対策研究所、森林総合研究所にしっかり質問をして行くつもりです。
Posted by at 2018年08月01日 22:26
山田文雄研究員の「外来ネコ問題研究会」の間違いでした。
訂正します。
Posted by アフリカ at 2018年08月01日 22:27
丁寧な分析と解説に長い間悶々としていたものが、晴れ渡るような思いで拝読させていただきました。

殺処分の方向で走り続けようとする我が島の暴挙、無益な生き物殺しに税金が投入され、人が群がる醜い構図。何とかできればと思っています。
Posted by at 2018年08月03日 07:11

>アフリカさん

コメントありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします。
Posted by Hattori F at 2018年08月03日 10:46
あまみ在住の方でしょうか。関連の記事もございますので、そちらもお読み下されば幸いです。
Posted by Hattori F at 2018年08月03日 10:47
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